2019年10月12日土曜日

アシビルクリーム(ゾビラックス)



アシビルクリーム(ゾビラックス)




アシビルクリームは、日本ではゾビラックスクリーム5%ととして販売されている抗ヘルペス薬のジェネリック医薬品です。



アシビルクリームは、インドに拠点を持つCipla(シプラ)社によって製造・販売されています。



シプラ社は、インドのムンバイに本社を構える製薬会社で1935年に設立された歴史のある企業です。



シプラ社は日本ではあまり知られていませんが、インド国内ではジェネリック医薬品シェアの多くを占めています。



インドのジェネリックに関する制度は独特のため、高品質な医薬品のジェネリックを安価に製造することができています。



アシビルクリームもそんな高品質なジェネリックの1つで、安価でありながら優れた治療効果があります。



1日数回、性器や口唇などヘルペスのある部位に塗ることで、皮膚をきれいに治すことができます。



ヘルペスは1度発症すると疲労やストレスなどで再発しやすく、再発したときは早めの治療が肝心です。



仕事や学校などで忙しく病院を受診している暇がない人は、常備薬としてすぐに再発したら使用できるように手元に置いておくのもおススメです。



アシビルクリーム(ゾビラックス)



アシビルクリームの有効成分



アシビルクリームの有効成分はアシクロビルです。



1g中にアシクロビルとして50mg含有しています。



アシクロビルは単純疱疹の治療薬です。



単純疱疹は一般的にヘルペスとも呼ばれています。



単純ヘルペスとは、単純ヘルペスウィルスによって引き起こされます。



ヘルペスウイルスの初感染、再感染(同じウィルスに再び感染した場合)、再発(初感染後、体に潜んでいたウィルスが、再活性化して症状があらわれる場合)により、皮膚や粘膜に小水疱(小さい水ぶくれ)やびらん(ただれ)を主体とする病変が生じます。



初感染は、ウィルスに対して免疫を持っていないために高熱などの全身症状を伴い、ひどい症状になります。



ヘルペスウィルスは、体のどこにでも感染します。



とくに感染しやすい部位は、口唇が最も多く、次いで性器ヘルペス、顔面ヘルペスとなっています。



感染は主に接触感染です。



水泡やびらん面などの病変部や唾液などと接触することでヘルペスウイルスに感染します。



また、ヘルペスウイルスに感染しているキャリアとの性行為でも感染します。



ヘルペスウィルスは1度感染すると、再発しやすいという特徴があります。



初感染後にヘルペスウィルスは知覚神経節の神経細胞に潜伏し、発熱、紫外線、疲労、ストレスなどにより免疫力が低下することで症状がぶり返してしまいます。



ヘルペスの症状は早めの段階で治療するほどより治りやすく、放置するほど治りにくくひどくなってしまいます。



そのため、早めにアシクロビルを使用して治療する必要があります。



有効成分アシクロビルは、この厄介なヘルペスを治療することができます。



ウィルスに感染された細胞内で活性化し、ウィルスのDNA複製を抑制することで治療効果をあらわします。



ウィルスに感染されていない細胞ではほとんど効果をあらわさないので安全性が非常に高いです。



1日数回アシクロビルを患部に塗ることで、ウィルスの増殖を抑え皮膚を健康できれいな状態に戻してくれます。



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