エクセロン(リバスチグミン)6mg
エクセロンは、アルツハイマー型認知症の治療薬です。有効成分リバスチグミンが、脳内の神経伝達物質の一つであり記憶を司るアセチルコリンの減少を抑えて、効果を発揮します。アセチルコリンは、合成と消滅を繰り返す事で一定量を脳内に保っています。 このアセチルコリンの量が少なくなっている事がアルツハイマー型痴呆症の原因の1つと考えられています。リバスチグミンがアセチルコリンの現象を抑えることにより、アルツハイマー型痴呆症(軽度から中等度)の進行を遅らせる事ができるとされています。
アルツハイマー型認知症とは
アルツハイマー型認知症は、認知機能低下や人格変化を主な症状とする認知症の一種です。根本的な治療方法は、現状ではないとされています。脳組織の委縮・大脳皮質老人斑の出現・生活習慣(食・運動習慣、喫煙、睡眠不足)・アルミニウムイオンの過剰摂取・脳内アセチルコリルの減少などが原因となり、発症すると考えられています。
アルツハイマー型認知症の症状
認知をはじめとして、記憶・学習・見当・注意・空間認知などの思考に障害を起こし、自立生活が困難になっていきます。 重症になるにつれ、摂食・着替え・意思疎通なども自ら行なう事ができなくなり、最終的には寝たきりになります。他の認知症とは異なり、徐々に進行していきます。 症状経過途中には、被害妄想や幻覚・幻視などの周辺症状が現れ、暴言・暴力・徘徊・不潔行為などの問題行動がみられ、介護が大変困難になります。
エクセロン(リバスチグミン)6mg
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