2019年10月12日土曜日

ハイドロキノンクリーム(2%)



ハイドロキノンクリーム(2%)





ハイドロキノンクリーム(2%)




ハイドロキノンクリームの有効成分ハイドロキノンは非常に強力な美白成分で、世界中で注目されています。

シミ、そばかす、ニキビ跡といった色素沈着系の肌トラブルを改善し、元々の肌も白く輝く肌に導く美白作用を持っているため大人気のクリームです。

元々は写真の現像に利用される成分でしたが、現像作業を行う人の肌が白いことから研究の末に強力な美白作用があることが明らかになりました。



多くの女性が悩むシミとは「皮膚の細胞内にメラニンという色素が蓄積されて地肌よりも濃く黒く見える部位」です。

メラニンは全てのシミの原因でありそのものです。

肌が紫外線を浴びると、肌細胞内のメラノサイト(メラニンを生成する工場のような場所)が活性化してメラニンを過剰に生成します。



メラニンは本来肌を守るための大切な役割を担っており通常では肌のターンオーバーで排出されますが、過剰な生成と肌ダメージによって排出しきれず体内に溜まるとシミとなって肌表面に現れるようになります。

紫外線以外にも、加齢・煙草・不規則な生活・日々のストレスなど様々な原因によって体内で活性酵素が増えると、メラニンが過剰に生成されシミができやすくなります。



ハイドロキノンはメラノサイトに働きかけてメラニンの生成を抑制する作用を持っています。

更に、メラニン色素自体を薄くする還元作用もあることが大きな特徴です。



そのため、ハイドロキノンはシミの発生を予防するだけではなく肌表面にあるシミの改善にも有効である画期的な美白成分なのです。

ハイドロキノンの美白作用は肌の漂白剤という異名があるほど強力で、アスコルビンなどの従来の一般的な美白成分と比較すると約10~100倍もの強さだと言われています。



市販の化粧品に配合されているハイドロキノンの濃度は1?4%ほどで、美容皮膚科など医療機関で取り扱いのあるハイドロキノンの濃度は5%以上です。

高濃度になれば美白効果も比例しますが、その分副作用のリスクや肌への刺激が高まるので注意が必要です。

自身の肌に合った濃度のハイドロキノンを使用しましょう。



ハイドロキノンは海外では数十年前から主流の美白成分ですが、日本ではその強力な作用と副作用への恐れから医薬品として扱われ、数年前の薬事法の規制緩和以降にハイドロキノン配合の化粧品が流通するようになりました。



美容皮膚科などの医療機関ではハイドロキノンとビタミンA誘導体のトレチノインを併用する「ハイドロキノン・トレチノイン併用療法」が一般的です。

肌のターンオーバーを早めるトレチノインとの併用によって美白・美肌作用の相乗効果で短期間で白く美しい肌に生まれ変わります。



ハイドロキノンクリーム(2%)





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