2019年10月12日土曜日

ナプロシン250mg



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怪我などによって傷を負った場合や細菌感染による組織修復に炎症が関わっています。これら炎症は体内での免疫による正常な反応です。



しかし、この炎症が過剰になると自分自身の組織まで破壊してしまいます。組織破壊が起こると、当然のことですが痛みが起こります。そのため、これら炎症反応を抑える物質は痛み止めの薬になることが分かります。



炎症の5大徴候と呼ばれるものとして、



・発赤: 炎症が起きている部位の血管が広がり、血流が増える

・発熱

・腫脹: 炎症が起こっているところに体液などが流れ込み、腫れること

・痛み: 炎症が起こっているところで、痛みの原因物質であるプロスタグランジンがつくられる

・機能障害: 体を動かすと痛いなど、上記4つの症状により起こるがあります。



ほとんど炎症が原因で上記のような症状が現れることがわかります。つまり、炎症を抑えることができれば、発赤や発熱、痛みを抑えることができると考えられます。



そこで用いられるのが、非炎症性ステロイド(NSAIDs)です。



ナプロシンはNSAIDsに分類される消炎鎮痛剤であり、様々な痛みや炎症性疾患に用いられますナプロシンを始めとするNSAIDsを使用する際は、これらは根本を治す治療ではなくあくまでも対症療法に過ぎないことを忘れないで下さい。



対症療法とは、症状だけを抑えている治療法の事です。あくまでも表面的な症状を感じにくくさせているだけの治療法で根本を治している治療ではない事を認識しておきましょう。



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ナプロシンは、非ステロイド系の鎮痛薬、抗炎症薬です。腰痛や関節痛、頸肩腕痛、リウマチの鎮痛、痛風の治療薬として使用されています。ナプロシンなどの非ステロイド抗炎症薬は、副作用が少なく効き目が他の鎮痛剤に比べて早いと言われています。



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